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 染織工房 藍學舎は、宮城の染織家 笠原博司が主宰する染めと織りの工房です。ここで生み出される染織作品は、主にきものと帯が中心です。その他にも服地やタピストリー、ショールやストールの小物類、彼のライフワークとして、時々制作される型染作品などを手掛けています。使用される素材は、絹糸は勿論のこと、さまざまな種類の糸や布を駆使しており、また、その殆どが彼が当初からこだわっている植物染料を用いて染められます。
 こうして藍學舎では、全ての工程に渡って、手仕事の工房独特の時間の流れの中、ヒソヒソと、まるで蚕が繭をつくるように一点一点の作品が刻に磨かれながら織り上げられていくのです。
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 また、工房開設以来、彼が研究テーマにしている植物染料に藍と山桜が挙げられますが、中でも後者の「桜」は、最近お客様の間でも「藍學舎の桜色」そして、その美しい薄紅色の色合いが評判です。一般的にどんな手仕事の分野でもそうだと思いますが、染織の世界も実にその奥は深く、技を極めるための努力と研鑽は常に続けていかなければいけません。
 工房は、まさに日々それらを育み、形にして、作品を生み出していく美の現場なのです。
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風が大気を震わせて音を生み、光が色に出会ってリズムを刻むように、私の仕事も自然の恵みに色を得て、織りの譜面に写すだけ。こうして「きもの」第一楽章の頁は開かれ、織人と自然が奏でる生命の交響曲は始まる。
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天然の染料を主体に、染めと織りの手仕事で、趣味の着物や帯、服地から小物まで、制作いたします。